リーシングへのこだわり①:募集図面の作成
募集図面にこだわる理由
一般的に賃貸募集時の図面作成は軽視されがちです。
「デザイン性の良さ」というのはもちろん重要なポイントの一つではありますが、ただ見栄えの良い図面だけでは成約率を上げる効果はありません。
募集図面では、
・物件のどの部分が営業マンの推しポイントになるのか
・物件のどの部分にお客様(案内される方)の視点がいくのか
・成約しようと動いていく中で物件のどの部分がネックになってくるの
等、賃貸仲介を極めてきた者が、
営業する側の視点やお客様の視点から自らの考えを絞り出して、戦略的な図面を作成をしています。
募集図面への工夫
↓図面が、実際に弊社の管理事業部で作成した図面です。
上:元々の図面
下:解説用図面 (①~⑤)工夫したポイント
ポイント①について/図面解説
推しポイントとなる部分の文字だけ赤にしています。(カラフル過ぎると目立たなくなりますので極力シンプルに)
今回のケースで瞬時にお客様の目に止まりやすいワードは、
・敷金礼金0円
・ダブルゼロプラン(初期費用は日割り賃料+賃料+仲介手数料だけ!)
ポイント②について/図面解説
図面の設備部分のところのお話です。
設備を視覚的にも瞬時に理解できるよう真ん中下にもアイコンで記載しています。
本来はアイコン部分に物件の写真を載せるのですが、今回のケースでは写真を載せるとマイナスイメージになると判断したので写真を載せるのをやめました。
アイコンスペースのところに何もなかったら殺風景な図面になってしまいますので、アイコンで設備部分推しにしている風にスペースを埋めました。
ポイント③について/図面解説
図面の真ん中には一番目立たせたいことを持ってくるようにしています。
今回ケースでは、営業する方にとってお客様に一番オススメしやすいポイントが「財布に優しいダブルゼロプラン♪」のところです。
ポイント④について/図面解説
図面作成での基本的な考えとして
・プラスイメージは目立たせる工夫をする
・マイナスイメージは目立たせない工夫をする
というのがポイントです。
ポイント⑤について/図面解説
”間取り図は大きく、見やすく載せる”というのが大事なポイントです。(今回のケースの場合)
今回のケースだとお部屋が狭いので、できる限り大きく間取り図を載せることで、視覚的に、感覚的に「狭い」という印象が薄まるよう工夫しています。
リーシングへのこだわり②:空室対策
オーナー様にとって空室対策は賃貸経営のキモとなる部分です。
それだけ重要なことにも関わらず、長期間入居者が決まらないケースが見受けられます。
よくあるケース
【空室対策の一般例】
・募集条件の見直し
・家賃の見直し
・リフォーム(設備、共用部分の見直し)
・管理会社の見直し
・ゴミ出し環境の改善
・ADの見直し
・フリーレントの導入
・家具・家電付き物件にする
・外国籍の方を視野に入れる
・シェアハウス、民泊を視野に入れる
確かにどれも状況によっては大事な部分となり得ますが、オーナー様から空室対策のご相談を受けた際に「これは必要ないのに、、、」と無駄に思うことが多いです。
リーシングへのこだわり③:管理物件の把握、提案力
管理物件の把握
弊社の管理事業部では、「管理物件の把握=オーナー様との信頼関係」だと考えています。
・オーナー様視点での管理物件の情報や考えを知ることができる→自分視点での把握から脱却し、管理物件の把握に深みが増す→管理物件を深く理解することでオーナー様への提案力が上がる
・オーナー様が管理に何を求めているのか理解することができる→担当者がオーナー様を先読みして考えるようになる→スムーズに無駄のない合理的なご提案ができるようになる
オーナー様に信頼していただけるよう日頃から行動し、担当者自らがオーナー様に歩み寄り、信頼関係を構築したいという姿勢をオーナー様に伝わるまで表現し続けることだと思っています。
募集時の提案力
賃貸経営は、管理会社の提案力がカギを握っていると言っても過言ではありません。
【よくあるケース】
募集時の最初に条件だけ決めて、決まるまでそのまま何もせず放置するか、同じご提案をし続けるケースが非常に多いです。
・募集開始→募集開始時の条件のまま決まるまで放置
・募集開始→同じ提案をし続ける(新たな対策を打たない)
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